二黒土星の仕事運はまじめで堅実なため、庶民的な仕事を長く続けるのが向いています。

家庭運の強い二黒土星は、愛する対象を得た時に、その真価を発揮します。もちろん家族や守る人の為に働くことに生きがいを感じるでしょう。あるいは、世の為人の為になる場合には、仕事そのものに打ち込むこともあります。まじめで堅実な二黒土星の人は、庶民的な仕事を長く続けるのが向いています。又、リーダーになるよりは、補佐をする立場のほうが才能を生かすことができ、縁の下の力持ちとして実力を発揮するタイプです。若いうちに技術や資格を習得して、その分野でプロになれる自信と実力を備えれば、中年期にはその努力が実を結びます。この時、信頼されるナンバー2のポジションを目指すと良いでしょう。あなたの上の深さやまじめさを生かす事のできる仕事が良いでしょう。晩年には、後輩達の相談役として満ち足りた生活を送ることができるでしょう。

ちょっと地味ですが、やさしくて暖かい人柄が二黒土星の長所です。穏やかで嘘がつけない実直な性格です。基本的に損得勘定や打算的な事、利己的な動機で行動することができません。そんな二黒土星の適職は、スーパーやコンビニ、ファミリーレストランでのお仕事です。食料品店や衣料品店も、お客様のニーズを良く捕えてお仕事をすることができるでしょう。人にお世話を焼くことが得意な二黒土星は、看護師や保健師、保育士も向いています。土の気を持つ二黒土星ですので、不動産業、園芸関係のお仕事、土木工事請負業などにも向いています。陶磁業にも適性があるでしょう。いずれにしても、コツコツと着実に仕事を進めて行くタイプです。経験したことをそのまま実績として積み上げて行く事ができますので、最終的にはどんな職場でも重宝される事でしょう。

気学での運勢は9年のサイクルで回っています。「田植え」で考えますと、1.開耕、2.種まき、3.保護、4.花が咲き、5.実り、6.収穫、7.喜び、8.貯蓄、9.新たな開耕への準備、という順番です。二黒土星は、2016年は「5.実りを迎える」時期です。この時期運気は頂点に達していますので、八方ににらみを利かせて、転職や引っ越しなどは実行に移さずに静観する姿勢が大切です。次の年も仕事が一段落する時期となります。それ以降は、運気は下降して、2021年に「1.開耕」の時期を迎えます。下地を作る時期ですので、自分の内面をしっかりと磨く時です。仕事でしたら、しっかりと下ごしらえをする時期と考えると良いでしょう。2年後の「3.保護」の時期頃から転職を考えて行動に移していくと良いでしょう。それから3年間は花が咲き、実りを迎え収穫ができる時期です。転職後の職場での地ならしに丁度良い期間となるでしょう。